たぬ代大腸内文明

たぬ代の大腸内に転送され、そのまま発展をし続けた文明。
彼女の無限に存在する宿便を資源に人類は増え続け、たぬ代の
体内には数十億人もの人々が暮らしていた。

たぬ代の些細な動きで宿便が動き、押し潰されていくビル群…。
便秘が続き、今まで安定していた大便山脈が大腸に押された影響で
地表の都市が磨り潰されていく。今まで人類に恩恵をもたらしていた
たぬ代の大便が全てを飲み込み始めた。

「トイレトイレ…！」

人類を追い立てる大便の山。迫りくる
茶色い壁に都市が為す術も無く蹂躙
されていく。どれだけ発展した文明も
圧倒的質量のたぬ代の大便の前では
塵当然であり、無力な人々は次々と
その生暖かい山脈に練り込まれて
いった。

絶体絶命の人類の前に現れた希望の光。
今までどんな攻撃でも開かなかったたぬ代の
肛門が、迫りくる大便を前に口を大きく広げ
始めた。その上に乗っていた地区や、逃げていた
人々が外の世界へと次々と落下していく…。

たぬ代の超巨大な肛門から太すぎる茶色い塔が
ひり出されてくる。その表面には磨り潰された都市と
人々が練り込まれこびりついていたが、たぬ代の
排便には全く影響が無いくらい些細な事だった。

たぬ代の悩ましい声と爆音の排便音が響き渡る。
その大迫力の排泄にたぬ代の大腸内の文明は
完膚無きまで粉砕され、彼女の体内から叩き
出され和式便所の中に落とされていく。

「はぁ～…やっと出た♥」

たぬ代の巨尻から産み落とされた立派な一本糞が和式便所の中央に
鎮座する。一つの文明が滅亡すると同時に、たぬ代の便秘は解消
された。その茶色い表面には様々な都市の残骸と数億人分の
人間達だったものが付着していたが、たぬ代は全く気付かずに
水洗のボタンを押し、その痕跡を完全に無かった物にするのだった。

ご機嫌な様子でトイレから出るたぬ代…。
凄まじい大きさの大便を流す為、毎回洪水のような量の
水が和式便器内に流れ、その度に家が揺れる。
一回の排便で体内文明と人類を処理した彼女は
そのまま午後の家事へと向かうのだった。

「な、なんじゃ地震か⁉」

「数日ぶりにスッキリ…♥
さ、午後も頑張りましょう！」


