超巨大兵器ギガルリア

星晶獣を吸収し続け、その力により巨大化し続けたルリア。
もはや人知を超えた大きさとなった彼女が大陸に横たわると、
その体の下で何十億人もの人間が押し潰されてしまう。
寝そべってもなお、浮遊大陸の高度以上に聳えるルリアの体表には
無数の島が激突し、墜落していく。
大陸を踏み潰しながら散歩し、浮遊島をおやつ代わりに食べ、その
腹の中でいくつもの国と何億人もの人間を消化したルリア。
彼女が寝入ったとしても、人類に安寧は訪れなかった。
凄まじい大きさの彼女は、寝息だけで周囲の街を消し飛ばし、
何気なく動かした足や太ももで大陸を磨り潰していく。もし
寝返りなどすれば、まだ潰されていない範囲の大陸や街が一瞬で
彼女の体や髪の毛に飲み込まれてしまうだろう。
間一髪、ルリアの巨体に押し潰されなかった大陸では、住民の避難が
進められていた。聳える巨大な尻を見上げながら、ホコリのような
大きさの浮遊船が何千と浮き上がっていく。
そんなちっぽけな生物達を脅かすように、ルリアの下腹部から
くぐもった轟音が響いてくる。先程大陸を食べた影響で活発になった
大腸が、内部に溜まった大便の塊を出口へと追いやっていた。
ルリアの白い服に包まれた巨大な尻の奥底で、直径数十kmもの肛門が
ヒクヒクと動き、来る生理現象へと備え始める。
それを感じ取ったのか、寝ているルリアは少し体をよじらせ、いい
感じの体勢を探し、尻をぐっと突き出した。超巨大な肛門がムクムクと
盛り上がり始め、そして、人間達が住む世界へと豪快に放屁を始める
のだった。



ルリアの寝ガス蹂躙

ルリアの尻の前に浮かんでいた大小様々な浮島が、凄まじい爆音と共に一瞬で
消し飛んだ。ルリアが消化した無数の浮遊大陸が大便となり、それが大腸内で
生成した膨大な量のガス。それを彼女は無意識に放ち、2千万人を超える人々を
殺戮してしまっていた。
普段のルリアなら絶対にしないような、轟音を伴う放屁。間抜けな破裂音が
世界に響き渡るが、寝ている彼女は気付かなかった。まさか自分の寝ガスに
より国がいくつも滅び、複数の浮遊大陸が消滅したなど夢にも思わない。
何の罪もない人々や、自分が行ったことのある思い出の場所、知り合いが
住んでいる街さえ、ルリアは肛門をヒクつかせただけで消し飛ばしてしまう。
超巨大化し、存在するだけで人類を蹂躙する脅威となったルリアにとって、屁で
何千万人死のうがもはや関係無かった。目に見えない微生物に配慮などする
必要は無いのだから。