「あれ？こんな所に街なんてあったっけ。
ま、いいや。小人ちほーのみんな～、今からボクが
オナラするから、逃げた方が良いと思うよ～」
尻尾をぐいっと上げ、マダラスカンクが放屁の準備を
完了する。彼女にとっては何の変哲もない生理現象。
しかし、地面にはびこる細菌のような人間達にとっては
それは大災害に他ならない。
ただでさえ強烈な巨大フレンズの放屁、それもマダラ
スカンクともなれば、街の１つや2つ簡単に消滅し、
周囲の生物は一溜まりもないだろう。

ブブッ!!!ブボオオォォォオオ
ォォオオォォオオオ……!!!!!!!
「んっ……♡ふぅ…。へへ～ん！ボクのオナラどうだった？」
小人達が避難する間もなく、マダラスカンクの肛門から
凄まじい轟音と共に毒ガスが噴き出した。それは圧倒的な
破壊力により尻の前の街だけではなく、更に向こうの都市
さえも一瞬で塵へと変えてしまう。消し飛ぶ家々、臭いと
衝撃波で死滅する人々。粉々に砕ける高層ビル群。
肛門をヒクつかせただけでとてつもない大災害を起こした
マダラスカンクだったが、得意技を披露したからか得意げな
顔で地上を見下ろしていた。　　　　

「凄い威力でしょ！だから要注意って言ったのに～」
そう話しかけるマダラスカンクの声を聞くものは
誰も居なかった。人間はもちろんの事、植物さえも
腐らせる猛烈なガスが広がる地上。そこには彼女の
屁の威力を知らしめる巨大クレーターが穿たれ、
大気は生暖かい臭いが充満していた。
マダラスカンクのガスのニオイが染み付いた土地は
二度と住むことが出来ない。彼女の何気ない放屁が、
小人達の住処を蹂躙してしまうのだった。