「ん？こんな場所に人の巣があったか」
凄まじい大きさの体をしゃがませ、下着をずらし
ながらスカーサハは地上を見下ろした。
空域を覆うほどの巨尻を人類に見せつけながら、
小さな浮島なら飲み込んでしまえそうな程の
尻穴をヒクヒクと動かす。
「人の子らよ、今から我は排泄を行う。死にたく
なければその土塊から避難せよ」
スカーサハの尻に覆われ、パニックになる浮遊
大陸の人間達。ミクロサイズの生物達に尊大な
態度で語りかけ避難を促すが、肝心の自分は
動く気は無さそうだ。
「まったく…。人を模したこの体も、これだけ巨大
だと色々不便で敵わん。歩く度に国は踏み潰すわ、
浮島は蹴散らしてしまうわ、人の世界は我には
少し小さすぎる」
ため息をつきながら肛門に力を入れるスカーサハ。
その真下では未だ無数の人間達が浮遊大陸の上で
逃げ惑っており、それを呆れた表情で見ていた。
「なんだ、まだ避難していないのか？そんなに我の
排泄が見たいのか。ならばそこで見ていろ。貴様らの
世界がどうなっても知らぬぞ！」

■ガス差分

ブッ!!!ブボオォォオオォォ!!!!!!

スカーサハの肛門が開かれた瞬間、一つの空域が
消滅した。直径百kmもの超巨大な肛門から爆音と
共に噴き出したオナラ。それは尻の下に浮かんで
いた大小様々な浮遊大陸をまとめて揉み潰し、
塵へと変えてしまっていた。被害は空だけには
留まらず、地上の大陸までも半分抉れ、そこに
あった都市や国はもちろん、暮らしていた
人間達など一瞬にして消し飛び、屁の爆音と
衝撃波により残らず死滅してしまっていた。
「フン、これだけ発展した人の子らの文明も、
真龍の屁の前にはゴミ同然か」
下品な音と共に吹き飛ばされていく股下の空域
を見下ろし、何百万、何千万という命がかき消えて
いくのを感じ取るスカーサハ。
「我の屁で死ねた事を光栄に思うが良い。それに
しても矮小な種族よ。ますます守ってやらんとな」
たった一回の屁ごときで国ごと消し飛んでしまう
ちっぽけな種族。スカーサハなりに彼らを守ろう
とはしていたが、いちいち配慮もしていられない。
超巨大な真龍の少女の屁に怯えながらも、人間達は
スカーサハの加護のもと、暮らしていくのだった。

■大便差分

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……!!!

ポッカリと開いたスカーサハの肛門の奥から、
世界を揺るがす程の轟音と共に凄まじい大きさの
茶色い柱が地上に向かって伸びていく。
直径数百kmはありそうな超巨大な大便。少女の
尻から生み出されるそれは、尻の下に浮いていた
大陸を押し潰し、飲み込みながら地表へと激突
していった。
落下地点にあったいくつかの都市はスカーサハの
大便の先端に押し潰され、数千万人の人間が巻き
込まれ死んでいく。
「んっ…、んふぅぅぅ……。真龍の便所にしては…
少し小さいか？これでは我の糞がはみ出てしまうぞ」
腰を動かしつつ、もりもりと尻の穴から生み出され
続ける大便を器用に大陸に盛り付けていくスカーサハ。
大蛇のようにくねる茶色い便はその体で山脈や国を
磨り潰し、浮遊大陸を薙ぎ払う。ほんの数十秒の排泄の
間で、スカーサハの肛門から生み出された健康的な
大便は、6000万人を超える人間を飲み込み、圧殺して
しまっていた。地上に住む人間達にはどうする事も
出来ない。空から落ちてくる超巨大な大便が自分達が
住む都市を押し潰さないようただ祈り、それは
スカーサハの排便が終わるまで続いた。
「ふぅ……。この姿での排泄は中々気持ちが良くて…
癖になる」
大陸を9割以上押し潰し、その上にこんもりと盛り付け
られた大便の山。元々存在した山脈など地面の凹凸に
しか見えない程巨大なスカーサハの大便は、大陸に
あった人間達の国をほぼ全て飲み込み、磨り潰して
しまっていた。
もはや元の大陸など見る影も無く、スカーサハの大便に
完全に上書きされてしまう。もうもうと淡黄色の大気が
渦巻く大便大陸を見下ろし、スカーサハが話しかける。
「人の子らの巣がいくつか我の糞の下敷きになったか？
まあ許せ。代わりに我の大便山脈を崇め、麓に都市を
築く事を特別に許可する」
紙で尻を拭きながら、尊大な態度でわずかに生き残った
人類に言い放つスカーサハ。真龍の一回の排泄で壊滅
状態になった空域。ただ彼女が肛門をヒクつかせ、
大便をしただけで、累計1億人近い人間が死ぬ事となった。
それを至近距離から見せつけられた人類は、スカーサハの
強大さにひれ伏す事しか出来なかった。
彼女が去った後、空域の中央に鎮座する超巨大な大便山脈
の周囲には、それに寄り添うように細々とした都市が
出来ていた。人間達はスカーサハの雄大な大便を見上げ
ながら暮らし、その影の中で文明を発展させていくの
だった。

