"当機はまもなく雲を抜け
最高高度に到達します"

"乗客の皆様は是非眼下の
美しい夜景を…"

超巨大ナイトウィッチの深夜パトロール

空を守るウィッチの一人、ハイデマリーの夜間飛行。
その超巨体を活かし、人類の脅威から空を守る仕事をしているが、
彼女の飛行ルートでは大型旅客機の行方不明事件が跡を絶たなかった。
ハイデマリーからしてみればジャンボジェットなど蚊のような大きさで
あり、飛行中に眼の前に飛んでいれば、まるで虫をついばむ鳥の本能の
ようなもので無意識の内に一口で食べてしまうのだった。
その夜も雲海を飛んでいた飛行機を周囲の雲ごと丸呑みし、10機もの
機体を乗客ごと胃の中に収めていた・・・。それらはハイデマリーの強力な
胃液で軽々と溶け始め、夜食として食べた食べ物に奇跡的に着陸した
ジェット機も数分後には同じ運命を辿り、彼女の豊満な体を維持する
ほんの僅かな栄養の一部になっていくのだった。

ハイデマリーの夜間哨戒レポート
・行方不明機：大型旅客機10機
・行方不明者：2,537人

